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4月14日公開の問題作『女は二度決断する』
公開を前にファティ・アキン監督、ダイアン・クルーガーらが来日!



■4月14日公開のドイツ映画『女は二度決断する』。公開を前にファティ・アキン監督、主演のダイアン・クルーガー、共演のデニス・モシットが来日。都内でジャパン・プレミアを行った。
映画はドイツ・ハンブルグを舞台にした人間ドラマ。トルコ系の男性と結婚した白人女性(ダイアン・クルーガー)が愛する家族を失うなか、人種差別の壁に突き当たり、さらに理不尽な司法制度の弱点に翻弄された末にある決断をするというストーリー。クルーガーは本作で仏カンヌ映画祭の女優賞を受賞し、米ゴールデン・グローブ賞では外国語映画賞を受賞した話題作だ。                                           (2018年4月7日 記)

●女は二度決断する|4月14日(土)~ヒューマントラストシネマ有楽町他 
          監督:ファティ・アキン 出演:ダイアン・クルーガー/デニス・モシット
          2017年独国(106分) 配給:ビターズ・エンド 原題:AUS DEM NICHTS(IN THE FAD)
          © 2017 bombero international GmbH & Co. KG, Macassar Productions, Pathe Production,corazon international GmbH & Co.           KG,Warner Bros. Entertainment GmbH


<ジャパンプレミアから>

■ダイアン・クルーガー

久しぶりに日本に来ることができて、とてもワクワクしています。私にとって大 切な作品なのでお楽しみください。
ーカンヌ映画祭女優章受賞の感想を聞かれて
監督と役者が出会う時、共通の理解や情熱を持っていることがベストですが今回はそれができました。デニスみたいにすばらしい役者がキャスティングされ、ほかにもドイツの素晴らしい俳優が 私をサポートしてくれました。こういうみなさんに囲まれて演技ができてうれしいです。
ー母国ドイツ語での演技について
本当にうれしい気持ちでいっぱいです。25年も母国を離れていたので、ドイツ映画には以前から出たかったですが作品に恵まれませんでした、ファティ・アキン監督があらわれるまでは。ドイツ語での演技は、故郷に帰ってきたような気持ちです。

■ファティ・アキン監督

日本の観客に本作を見てもらうことはとても意味があります。わたしの作品はつねに日本 の文化に影響を受けているからです。それを分かち合えるのもうれしいです。
本作は僕のパーソナルな作品です。わたし自身、家族を持つ父でもあるので恐怖や怒りがあります。その思いをカティヤ=ダイアンを通して描くことができました。

■デニス・モシット

ファティ監督やダイアンとの共働は本当にすばらしかった。ダイアンとは共演ができて光栄に思います。役者としての彼女はわたしたちを助けてくれる存在でした。ダイアンによるカティヤの演技は奇跡的です。

写真左からデニス・モシット、ファティ・アキン監督、ダイアン・クルーガー。そしてクルーガーとは
以前からの知り合いだというゲームクリエイターの小島秀夫(右端)も会場に駆けつけた。






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